オタクが宅配トランクサービスに荷物を預けてみた！

今回は、ライブグッズが多すぎて家に飾ることができない状態になってしまった僕が、宅配トランクルームサービス「minikura」を利用してみました。

BOX注文から届くまで、そして、どのくらいの荷物が入るのかをレポートしていきます！

オタクがminikuraを利用した感想

まず最初に一番気になるであろう感想をお伝えすると、minikuraのサービスは「正直かなり良かった」です。この記事を書いているからではなく、本当に使ってみてシンプルに「便利で使いやすい」と感じました。

というのも、料金が1ヶ月たったの320円〜。一般的なトランクルームが1ヶ月5,000円前後することを考えると、コストパフォーマンスは圧倒的です。

実際、僕も最初はトランクルームの利用を検討していたのですが、「そこまで大量に預けたいわけじゃないけど、家の収納は足りない…」という微妙な悩みがありました。

トランクルームだと広すぎてスペースが余るし、たった2〜3箱程度を預けるだけで5,000円は正直割に合わないな…と感じていたんです。

その点、minikuraであれば3箱預けても月額1,200円程度。しかも、空調管理の整った倉庫で大切に保管してくれるので、衣類や書類など湿度に弱い物でも安心して預けられます。

実際の利用も非常にスムーズで、BOXの予約手続きは10分ほどで完了しました。難しい設定や面倒な入力は一切なく、案内に沿って進めるだけであっという間に完了します。

しかも、午前中に注文すれば翌日には専用BOXが届くというスピード感。2〜3年前に他の宅配型トランクルームを利用したときは、BOXが届くまでに3日かかったこともあったので、この点は大きな進化を感じました。

集荷も便利で、日付だけでなく時間帯までしっかり指定できます。細かく指定できるのは、予定が立てやすく非常にありがたいポイントです（ちなみに来てくれた集荷のお兄さん、なぜかめちゃくちゃイケメンでした笑）。

もちろん、気になる点もいくつかあります。

例えば、minikuraよりもさらに安いサービスも存在しますし、1年以内に荷物を取り出すと追加料金がかかる点、そして支払い方法がクレジットカード限定な点などは、人によってはネックに感じるかもしれません。

ただ、それらを差し引いてもminikuraを選んだ理由のひとつは、やはり「寺田倉庫」という運営会社の信頼性です。1950年創業、70年以上にわたり保存・保管を専門にしてきた老舗企業が提供するサービスということで、「モノを預ける」という面での安心感が段違いにありました。

もし、「とにかく安いサービスが使いたい」という方は、ここで他のサービスを探してもいいかもしれません。

でも、「収納の悩みを本気で解決したい」「信頼できるサービスを使いたい」という方であれば、minikuraは検討する価値があります。

というわけで、僕の実体験をもとにしたminikuraのレビューは以上ですが、これから利用方法や注意点についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。

minikuraってどんなサービス？

minikuraの特徴

コストパフォーマンス

月額320円（税込352円）から利用可能な低価格設定が最大の強みです。

初期費用・管理費が完全無料で、専用BOXの送料や集荷料金も全額会社負担。

完全宅配型の利便性

申込から集荷・配送まで全てオンライン完結。

全国対応の宅配ネットワークを活用し、都市部から離島まで均一サービスを提供。専用BOX到着後は最短翌日中に集荷可能で、取り出し依頼から最短翌日配送に対応。

2023年からはフルタイムロッカーを使った非接触発送システムも導入され、24時間365日自由な出庫が可能に。

プロ級の保管環境

美術品保管のノウハウを持つ寺田倉庫が運営し、温度10-28℃・湿度40-65%を24時間365日管理。

防犯カメラ・ICカード認証・侵入検知システムの三重セキュリティを構築。

2014年導入の「あんしんオプション」では補償額を10倍に拡大し、破損時の補償上限を10万円まで引き上げ。（1ヶ月55円追加月額保管料が必要）

プラン・料金内容

minikuraには主に4つのプランがあります。

• HAKOプラン：箱単位管理、月額320円から。箱の外観のみ撮影で、取り出しは箱単位。
• MONOプラン：アイテム管理、月額380円から。預けた荷物を1点ずつ写真付きで管理でき、個別取り出しが可能。
• クローゼットプラン：月額660円。衣類を吊るして保管でき、アイテム管理も対応。
• クリーニングパック：6ヶ月間のセット料金12,100円。衣類や靴のクリーニングと保管をセットで利用できる。

登録とプランの申し込み

今回は、スマホでの申し込み方法を写真と共に紹介します。

公式HPにアクセス

まずは、minikuraにアクセスして、会員登録をしましょう。
※スマホとパソコンでは少しHPのデザインが違う場合があります。
※画像の関係で高画質化してる画像もございます。

公式HPにアクセスすると、「BOXを取り寄せる」のボタンがあるので選択します。

次に出てくるのが登録画面です。

ここでは、

• メールアドレス
• LINE
• Googleアカウント

の3つで登録することができます。

今回は、メールアドレスで登録しました。

「確認メールを送信」をクリック後、メールアドレスを確認。

▼本登録はこちらから▼の下記リンクをクリックします。（リンクはモザイクをかけています。）

ボックス選択（料金紹介）

▼本登録はこちらから▼をクリックすると、

• ボックス
• 名前や住所の入力

の画面へと切り替わります。

ボックスの種類は全部で4つとなります。

MONOプラン（モノ単位で、写真付き管理）

HAKOプラン（ハコ単位で、まとめて管理）

クローゼットプラン、クリーニングパック

今回は、預けたものを写真で管理できる「MONOプラン（モノ単位で、写真付き管理）」を選択しました。

会員情報登録

ボックス選択を済ませ、スクロールしていくと、個人情報を入力する画面に移ります。

• 名前
• フリガナ
• 生年月日
• 性別
• メールアドレス
• パスワード
• 郵便番号
• 住所
• 電話番号

を入力し、確認ボタンをクリック。

会員情報の確認

確認ボタンをクリックすると、会員情報の登録画面に移動。

ご入力された情報が正しいか確認してください。
（途中までしか写真をとっていませんでした🙇‍♂️）

お届け先資材選択

次の画面に移動すると、「お届け先資材選択」の画面となります。

ここでは、

• お届け先の確認＆日時設定
• 梱包資材の選択

の入力をしていきます。

お届け先の確認＆日時設定

会員情報登録で入力した住所を選択し、日時を入力します。

日時は注文の時間によりますが、最速、翌日の午前中から選択が可能です。

今回は、翌日の午前中を選択しました。

梱包材の購入

住所と日時を入力し、次に進むと梱包資材の画面に移ります。

• エアキャップ
• 梱包テープ
• レギュラーBOX用補強材

の3種類から必要なものを選択できます。

今回は、洋服を預ける予定なので追加しませんでしたが、アルバムや靴などを預ける際にエアキャップなどをクッションとして購入するのはいいですね。

「申し込み内容の確認」をクリックし、次に進みます。

注文内容の確認

「申し込み内容の確認」をクリックすると、

• 内容詳細
• 入力情報の確認
• 決済（クレジットカードのみ）

の画面に移動します。

一つずつ見ていきましょう

内容詳細

今回は「MONOプラン　レギュラーサイズ」を注文したので、月額保管料は380円。

ですが、合計には0円と表示されています。

確認してみると、月額費用が発生するのは荷物を預けて後で、段ボールを手配するだけなら料金はかからないようです。

また、初月は日割りで計算されるみたいで、380円丸々かからないとのこと。

参照：minikura公式HP

日割りで計算して預かってもらえるのはすごく助かりますね！

入力情報の確認

お届け先・配送業者・お届け日時の確認画面です。

クレジット決済

minikuraの決済方法はクレジットカードのみです。

• 内容詳細
• 入力情報の確認
• 決済（クレジットカードのみ）

の情報入力・確認ができたら、

「上記内容を確認しました」にチェックを入れ、申し込みをします。

最後にこの画面が出れば、申し込み完了です！

申し込み確認はメールアドレスやHPにログインして確認することができますよ。

次は、段ボールに荷物を入れるとどのくらい入るのか、どのように集荷してもらうのか紹介していきます。

実際に荷物を詰めてみた

注文していたBOXが届きました。

BOXの注文が午前中であれば、翌日でも指定が可能でした。

今回は翌日の午前中に指定。BOX注文からすぐに来るのはとてもありがたいですね！

今回、注文したのはMONO レギュラーBOX（380円）。モノ単位で、写真付き管理できるプランです。

組み立ててみると、こんな感じ。

このサイズでは、どのくらい収納できるのか洋服とアルバムで実験してみました。

CD/アルバム

今回入れてみるCD・アルバムの量は全部で146枚。

あるKPOPアイドルのオタクをしており、イベントに参加するために買ったCDを集めてみたらこの枚数になりました笑

実際にBOXに入れてみるとこんな感じになります。

もう一段入れても入る気がしますね。200枚弱は入りそうです。

続いて、実際に預ける洋服の量を見てみましょう。

洋服

洋服を入れてみると、こんな感じ。

• 厚手のパーカー3着
• ロングTシャツ2枚
• Tシャツ9枚

思っていたよりも入ります。

僕はAAAのオタクをずっとしていて、ツアーの度にTシャツやパーカーなどを買っていたので、Tシャツだけでも20枚弱あります笑

オタクをしているとどうしてもTシャツやパーカー、その他のグッズで収納に困るという方は多いと思うので、1ヶ月380円で収納できるなら、かなりお得だと思います。

１年間以上預けると、箱ごと取り出し送料は０円になりますし、部屋に飾らなくなったオタクグッズや季節ものの洋服の収納に困っている方にはかなりおすすめです！

minikuraの1箱あたりの収納数（公式）

参照：minikura

minikuraが発表しているレギュラーBOXの収納数です。

• DVDケース約130枚
• A4ファイル約60冊

とのことです。

あくまで目安ですが、今回実際に入れてみると思ったより量が入るので、家にオタクグッズが溢れてしまっている…、季節ものの洋服が多いという方は、ぜひ利用してみてください！

荷物の預け方

荷物の預け方について紹介していきます。

minikuraにログイン→預入を選択

まず、minikuraにログインし、マイページから預け入れを選択します。

預けるBOXを選択

①ボックス選択の画面に移動したら、スクロールして、預けるBOXを選択し次へをクリック。

配達先＆集荷日時を選択

• ボックス名を入力
• 集荷先と日時＆時間帯を指定

内容を確認するをクリック。

最終チェック

最終確認をしたら、ボックスの預け入れ手続きの完了です。

最初の登録の際にクレジットカードや住所の登録をしているので、確認作業のみでした。

作業時間はたったの3分ほど。

荷物さえBOXに詰めてしまえば、そこまで時間はかかりませんね。

minikuraのメリット・デメリット

ここまで、minikuraのサービスについて紹介してきました。

一度、サービスのメリット・デメリットをまとめておきましょう。

メリット

・月額料金が安い：月額320円～と比較的リーズナブルな料金設定
・少量から預けられる：1箱単位で利用できるため、少量の荷物や季節物の保管にも最適
・幅広いプランとオプション：クリーニングや書類溶解などの付加サービスも充実
・スマホやPCで管理できる：預けた荷物は写真付きでマイページから確認できる
・ヤフオク出品が可能：不用品整理と売却を同時に進められる
・長期保管で取り出し送料無料：1年以上預けた場合、取り出し時の送料が無料になる
・老舗・寺田倉庫運営の安心感：70年以上の実績を持つ寺田倉庫が運営
・オンラインで手続き完結：申し込みから預け入れ・取り出しまで、すべてオンラインで完結

デメリット

・大型の荷物は預けられない：専用ボックスに入るサイズまでしか預けられない
・専用アプリがない：管理はウェブサイト経由のみ
・短期利用は割高になる場合がある：預け入れから2か月未満で取り出す場合、早期取り出し料金が発生
・預けられないものもある：貴重品、精密機器、食品、危険物などは預け入れ不可。
・一部地域は送料が高い：沖縄など一部地域では、取り出し時の送料が高くなる場合あり

minikuraの口コミ・評判

minikuraと他社の比較表

	minikura（ミニクラ）	A社	B社
画像確認	（1点ずつ写真撮影・ WEB確認可）	（1点ずつ写真撮影・ WEB確認可）	（画像管理なし）
クリーニング	クリーニングパックあり	（クリーニングなし）	（クリーニングなし）
集荷スピード	最短翌日午前中 （地域により異なる）	最短翌営業日 （午前中依頼で翌日集荷可、 時間指定可）	利用者が宅配業者手配： 最短で発送可
取り出しスピード	最短翌日中 （申込の時間や時期による）	通常2～3日 （エリアや混雑状況で変動）	依頼から約7日
補償内容	１箱あたり最大10万円 （オプションプラン）	1梱包あたり最大5万円	最大10万円
初期費用	0円～	無料	自己負担
預け入れ送料	0円	0円	1,100円～
月額料金	320円～	165円～	360円～（100L）
取り出し送料	0円～ （1年以上利用で無料）	1,100円～	1,100円～
保管可能サイズ	20kg~25kg	最大：3辺合計150㎝まで	形状問わず預け入れ可
空調・保管環境	24時間温湿度管理 （温度は28℃以下、 湿度は65%以下）	情報なし	空調設備あり
対応エリア	全国	全国	全国
最低利用期間	なし （※3ヶ月未満は 早期取り出し料金が発生）	なし （入庫から180日以内の取り出しは早期取り出し料金が発生）	60日
集荷・配送方法	ヤマト運輸・自社	ヤマト運輸（集荷・配送）	利用者が宅配業者手配
	公式サイト